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2023-7-3
こんにちは。かめだ歯科クリニックです。
今日は乳歯についてお話していこうと思います。
赤ちゃんの乳歯は、生後6か月ころから生え始めます。
上の歯と下の歯はそれぞれ10本ずつ、合わせて20本生えそろうのが2歳半~3歳。
生える順番や時期には個人差があります。
乳歯は、約6年~12年後に永久歯に生え変わります。
このため「少しくらいむし歯になっても気にしない」というお母さんが
残念ながらいるようです。
しかし、乳歯の役割は食べ物を噛むことだけではありません。
顔の形を整え、正しい発音ができるように手助けします。
また、乳歯が正しい歯並びを保つことによって、その下に控えている
永久歯が正しい位置に生えてこられるのです。
なので、乳歯のむし歯が悪化して歯を抜くことになると、
永久歯の歯並びが悪くなってしまいます。
歯並びが悪いと見た目がよくないだけでなく、むし歯や歯周病になりやすいので、
出来るだけ避けたいです。
ところが、乳歯は永久歯と比べてむし歯になりやすく、進行も早いです。
なぜなら、生えたての歯は、表面のエナメル質が完全には出来上がっていないからです。
エナメル質は何年もかけてカルシウムやリンを取り入れ、徐々に強くなっていくのです。
また、エナメル質の下にある象牙質も薄く、いったんむし歯菌に穴を開けられると
一気に歯の神経まで侵されます。
毎日しっかり歯磨きをしてあげて、定期的に歯科検診を受けてください。
歯医者さんで塗るフッ素も、むし歯予防にとても有効です。
赤ちゃんはデリケートだからこそ丁寧なケアが必要です!